鷺ノ宮・下井草エリアで相続登記の相談が多いご事情。司法書士が見る地域の傾向
前回、私自身が最寄り駅としている鷺ノ宮エリアについて、暮らしの視点からご紹介しました。今日はもう少し実務的な視点から、鷺ノ宮・下井草エリアで実際に多いご相談の傾向についてお話しします。
昔からの住宅が多いエリアならではの相談内容
鷺ノ宮・下井草エリアは、西武新宿線沿いに広がる、昔からの住宅が多い街です。新しく開発された地域と違い、何十年も前から建っている家が多く残っており、それだけ相続に関わる問題も蓄積しやすい土地柄だと感じています。
①相続登記が済んでいない不動産
「祖父の代からの土地で、名義がそのままになっている」というご相談は、このエリアで特によく耳にします。長く住み続けている家庭ほど、相続登記のタイミングを逃してしまいやすく、2024年4月の義務化をきっかけに、あらためて確認される方が増えています。
②共有名義のまま放置されている不動産
兄弟で相続した土地を「とりあえず共有で」としたまま、何年も経過しているケースも少なくありません。以前のブログでも解説しましたが、共有名義は時間が経つほど解消が難しくなります。昔からの住宅街だからこそ、こうした案件に多く出会います。
③中野区・杉並区の境目という特性
鷺ノ宮エリアは、中野区と杉並区にまたがる場所です。「うちの実家、どちらの区の手続きになるのか」と迷われる方もいらっしゃいます。相続登記自体は法務局の管轄によるため、区境であっても手続きの流れは変わりませんが、固定資産税の窓口など、区によって問い合わせ先が異なる場合があります。この点は、地元で暮らしているからこそ、実感を持ってご案内できる部分です。
地元で見えてくる、街の変化
実際にこのエリアで暮らしていると、空き家になっている様子の建物を見かけることもあります。長く住み続けてきたご家庭が高齢化し、施設への入居や相続をきっかけに、家が空いていく——そうした街の変化を、日々の暮らしの中で感じています。
こうした様子を目にするたび、相続登記や家族信託といった対策の重要性を、より身近な問題として実感します。
地元の司法書士として、寄り添えること
事務所は阿佐ヶ谷にありますが、鷺ノ宮・下井草・中野区周辺にお住まいの方からのご相談も多くいただいています。まだ暮らし始めて1年ほどですが、地域特有の事情を実感しながら、より丁寧なご相談ができればと思っています。
「近くに住んでいる司法書士に相談したい」という方には、オンライン相談も含めて、気軽にご利用いただければと思います。
まとめ
鷺ノ宮・下井草エリアは、昔からの住宅が多い分、相続登記の見落としや共有名義の放置といった問題が起きやすい傾向にあります。「実家の名義がどうなっているか気になる」という方は、まずお気軽にご相談ください。鷺ノ宮・下井草・阿佐ヶ谷・荻窪・高円寺・中野区・武蔵野市周辺の方、初回相談は無料です。
司法書士くぼた事務所(東京都杉並区)
相続登記・家族信託・遺言書作成・不動産登記を専門とする司法書士事務所です。荻窪・阿佐ヶ谷・鷺ノ宮・下井草・西荻窪・高円寺・中野区・練馬区・武蔵野市・浜田山エリアの方からもご相談いただいています。JR中央線・総武線・地下鉄丸ノ内線「阿佐ヶ谷駅」「南阿佐ヶ谷駅」、西武新宿線「中村橋駅」周辺からもアクセスしやすい立地です。
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2026年7月14日
